青ヶ島
あおがしまAogashima
海から立ち上がる外輪山の内側に、もうひとつの火山を抱く二重式の火山島。
- 所在
- 東京都 青ヶ島村
- 諸島
- 伊豆諸島
- 位置
- N 32°27′26″ E 139°45′59″
- 面積
- 5.95 km²出典 [3]
- 最高標高
- 約 421 m参考値(模型から計算)
- 模型の範囲
- 5.0 km 四方
- 高さの強調
- × 2
「男島・オフノ島・鬼ヶ島・小鬼島・葦島ともよばれた」[1]
男島 おのこじま・小鬼島 こてかじま・青ヶ島 あおがしま字と読みの区切りは図鑑の目安
「鬼が島」の物語物語
保元の乱に敗れて伊豆大島に流された源為朝は、その地で亡くなった。けれど後の人々は英雄の死を認めず、青ヶ島まで渡ったと信じた。古活字本『保元物語』では、為朝は「鬼が島」に渡り、島の名を「蘆島」に改めたと書かれ、この鬼が島が青ヶ島にあてられている。[1] [2]
物語の話で、史実ではない。明治の地誌『伊豆七島志』によれば、昔は「鬼ガ島」と呼ばれ、為朝が葦の多いのを見て「葦島」と改め、のちに「青ガ島」と呼ぶようになったという(伝承)。「青」の字のわけは書かれていない。
二重の火山
海から立つ崖を越えると、内側にもうひとつの火山。外から順に。
- 海食崖島のまわりは高さ50〜200mの崖。港をつくりにくい
- 外輪山北西の縁の大凸部(おおとんぶ)423mが、島の最高点
- 池之沢外輪山の内側の火口原。地熱で冬も暖かい
- 丸山火口原の中央に立つ火口丘。火口原からの高さは約120m
1785年の噴火で島の人々は八丈島へ逃れ、約50年のあいだ無人島に。1834年に帰島して、今の集落ができた。[1]
ことば
火山の噴気孔のこと。島の中ほどのひんぎゃの蒸気で海水を煮詰め、「ひんぎゃの塩」がつくられている。
出典 [1]最高峰の大凸部(おおとんぶ)、第二の高峰の大人ヶ凸部(おおじんがとんぶ)、北の丘の長の凸部(ちょうのとんぶ)。「凸部」を「とんぶ」と読む。
出典 [1]To scale
ほかの島と比べる
青ヶ島を物差しにすると
面積は国土地理院の公表値。重ねた輪郭は島の中心をそろえています
面積の近い島と、同じ伊豆諸島の島を並べています。すべての島と比べる
To the island
この島へ
運航は天候で変わります。お出かけ前に、必ず公式の情報をご確認ください。
行き方
東京からの直行便はありません。八丈島で、船かヘリコプターに乗り継ぎます。
2026年10月9日〜28日は、東海汽船の船3隻(橘丸など)が国の命令で使用停止になり、代わりの船で運航しています(東海汽船のお知らせ 2026年10月5日)
ヘリコプターで
羽田空港→八丈島空港
飛行機ANA
ヘリに乗り継ぐなら、羽田を朝いちばんに出る便(青ヶ島村の案内)
八丈島空港→青ヶ島
ヘリコプター東京愛らんどシャトル(東邦航空)約20分
毎日、八丈島9:40発の1往復(木曜だけ午後にもう1往復)。定員9名。予約は搭乗1か月前の同じ日から(日曜は受付なし)
船で
東京・竹芝→八丈島
船東海汽船(夜行の大型客船)最短10時間20分
八丈島→青ヶ島
船伊豆諸島開発約3時間
運航しない曜日があります。その日に出るかは当日の朝7時に決まります
- 八丈島〜青ヶ島の船の就航率は50〜60%(青ヶ島村の案内)。青ヶ島の港は風や波、潮の流れの影響を受けやすく、何日も続けて欠航することもあります
- 帰りの日程には余裕を持ってください
2026-10-20 に運航会社・町村の公式サイトで確かめた内容です。時刻・運航日は変わるので、下の公式の情報で必ずご確認ください。
Support the island
島を応援する
行けなくても、ふるさと納税で島の町村に寄附できます。
受付の方法は 2026-10-20 に各町村の公式サイトで確かめたものです。変わることがあるので、寄附の前に公式の案内をご確認ください。
Sources
- [1] コトバンク「青ヶ島」(日本歴史地名大系・日本大百科全書・世界大百科事典 ほか)
- [2] 秋山章・萩原正夫 纂輯『伊豆七島志』巻中下(1901年。国立国会図書館デジタルコレクション コマ33)
- [3] 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」付3 島面積(令和8年4月1日時点)
- 模型:地理院タイル(標高タイル、全国最新写真(シームレス))を加工して作成。模型は形を見やすくするため高さを強調しており、地図としての利用を目的とした正確さはありません。