島を並べています

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日本の離島図鑑
← 模型棚へSpecimen No.011 / 022
標本番号 011ISLAND GATE ARCHIVE

父島

ちちじまChichijima

東京から約1000km南の海の上。一度も大陸とつながったことのない海洋島で、小笠原諸島の中心の島。

所在
東京都 小笠原村
諸島
小笠原諸島
位置
N 27°04′12″ E 142°12′33″
面積
23.45 km²出典 [8]
最高標高
319 m 中央山出典 [9]
模型の範囲
10.6 km 四方
高さの強調
× 2
統計と照合 2026-10-19

「無人島(ぶにんじま)が、Bonin Islands に」[1]

無人 ぶにん・無人 ボニン・父島 ちちじま字と読みの区切りは図鑑の目安

「小笠原」の名由来と伝承

無人島ぶにんじま1670年、漂着した船乗りの呼び名
小笠原島おがさわらじま1593年に見つけたという伝承の名
小笠原おがさわら

1727年、小笠原貞頼の子孫を名乗る者が「祖先が1593年に島を見つけ、徳川家康が小笠原島と名付けた」として渡航を願い出た。幕府は退けたが、話は伝承として広まり、文久年間(1861〜64年)の幕府の調査で「小笠原」の名が正式に採られた。[1] [2] [5] [6] [7]

貞頼が実在した確証はなく、発見の話の真偽は明らかでない。「父島」は、1862年(文久2年)に幕府が各島へ「父島」「母島」など親族の名を付けると決めたときの名。1862年に小笠原へ派遣された外国奉行・水野忠徳の復命書に、島々が「一つの家族のように見える」として名付けたとある、と紹介する記事がある(復命書そのものは未確認)。【諸説あり・暫定】1727年に小笠原貞任が出した訴状にすでに父島・母島の名があり、その名が元になったという見方もある。

島のなりたち

一度も大陸とつながったことのない島。海の底から、順に上へ。

  1. 海底山脈水深3000mの海の底から、南北200kmにわたって連なる
  2. 枕状溶岩第三紀の初めに、海の底で噴火した安山岩類の溶岩
  3. 海食崖隆起と沈降をくり返し、入り組んだ湾と崖の海岸に
  4. サンゴ父島と兄島の間の兄島瀬戸は、小笠原でいちばんサンゴ礁が育つ

大陸と陸続きになったことがなく、固有の生きものが多い。「東洋のガラパゴス」と呼ばれ、2011年に世界自然遺産に登録された。[3] [1]

ことば

二見ふたみ
地名

島の北西にある二見港は、湾の口は狭いが深い天然の良港。台風のときは、近くで漁をする船の避難港にもなる。

出典 [4]
南島みなみじま
地名

父島の南西の小さな島。石灰岩が溶けてできた、むき出しの岩(ラピエ)や大小のくぼ地(ドリーネ)が見られる、沈んだカルスト地形。

出典 [3]

To scale

ほかの島と比べる

父島を物差しにすると

南大東島30.5 km²1.3 倍
与那国島28.8 km²1.2 倍
父島23.4 km²物差し
新島23.0 km²ほぼ同じ
御蔵島20.4 km²1.2 分の 1
母島19.9 km²1.2 分の 1
5 km

面積は国土地理院の公表値。重ねた輪郭は島の中心をそろえています

面積の近い島と、同じ小笠原諸島の島を並べています。すべての島と比べる

To the island

この島へ

運航は天候で変わります。お出かけ前に、必ず公式の情報をご確認ください。

行き方

空の定期便はなく、東京・竹芝から船で24時間。

船で

  1. 東京・竹芝桟橋→父島・二見港

    船小笠原海運「おがさわら丸」24時間

    東京11:00発、翌日11:00父島着(2026年10月31日発の便の例)。船は父島に数日とまってから東京へ戻ります。運航日は小笠原海運の運航表で

  • 帰りの便は、運航表で父島を出る日を確かめてから日程を組んでください
  • 母島へは、父島で「ははじま丸」に乗り継ぎます(約2時間)

2026-10-20 に運航会社・町村の公式サイトで確かめた内容です。時刻・運航日は変わるので、下の公式の情報で必ずご確認ください。

Support the island

島を応援する

行けなくても、ふるさと納税で島の町村に寄附できます。

寄附先

町村
小笠原村
受付
ふるさとチョイスで受け付け

受付の方法は 2026-10-20 に各町村の公式サイトで確かめたものです。変わることがあるので、寄附の前に公式の案内をご確認ください。

Sources

  1. [1] コトバンク「小笠原諸島」(日本歴史地名大系・日本大百科全書・世界大百科事典・デジタル大辞泉・共同通信ニュース用語解説)
  2. [2] コトバンク「小笠原貞頼」(日本大百科全書・日本人名大辞典 ほか)
  3. [3] コトバンク「父島列島」(世界大百科事典・日本歴史地名大系 ほか)
  4. [4] コトバンク「父島」(日本歴史地名大系・日本大百科全書 ほか)
  5. [5] 外務省「15.『咸臨丸風波ノ図』」(1862年、水野忠徳一行の小笠原派遣)
  6. [6] URBAN LIFE METRO「父島、母島、兄島……小笠原諸島にはなぜ「家族っぽい」名前の島が多いのか」(大島とおる、2021年。小笠原村役場への取材と水野忠徳の復命書)
  7. [7] Wikipedia「小笠原諸島」(1727年の「辰巳無人島訴状幷口上留書」に父島・母島などの名。出典は田中弘之『幕末の小笠原』中央公論社、1997年)
  8. [8] 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」付3 島面積(令和8年4月1日時点)
  9. [9] 国土地理院「日本の山岳標高一覧(1003山)」(2026年3月31日版)
  10. 模型:地理院タイル(標高タイル、全国最新写真(シームレス))を加工して作成。模型は形を見やすくするため高さを強調しており、地図としての利用を目的とした正確さはありません。