利島
としまToshima
島全体が円錐のかたちをした、小さな火山島。斜面の多くはツバキの林。
- 所在
- 東京都 利島村
- 諸島
- 伊豆諸島
- 位置
- N 34°31′21″ E 139°16′45″
- 面積
- 4.04 km²出典 [5]
- 最高標高
- 508 m 宮塚山出典 [6]
- 模型の範囲
- 3.8 km 四方
- 高さの強調
- × 2
「「外島」とも書く」[1]
外島 としま・利島 としま字と読みの区切りは図鑑の目安
文書に残る島記録
1396年(応永3年)の文書で、伊豆守護の上杉憲定に伊豆国の所領が引き渡された。そこには「外島」をはじめ、伊豆諸島の島々が含まれていた。島には平安時代末から近世の和鏡が多く出土している。[1] [2] [4] [3]
利島村によると、島名の由来は今もはっきり分かっていない。以前は「外島」「戸島」とも書かれた。『三宅記』の島焼きの話で10番目に焼き出された「十島」を、利島とみる見方もある。明治の地誌『伊豆七島志』は、名のわけははっきりしないとしたうえで、海から突き出た島の姿がとても険しい(鋭い)ので「利島」と名付けたのだろう、と推している。
水を待つ島
地下水がなく、空から降る水に頼ってきた島。
- ツバキ林島の約6割。江戸時代から良質の椿油をつくってきた
- 宮塚山島の大半を占める、玄武岩の成層火山
- 海食崖標高30〜100mの断崖が島をぐるりと囲む
- 天水地下水が得られず、雨水をためて使ってきた。1976年に簡易水道ができた
近年まで、嫁入り道具のなかでも水桶が重んじられていた。[1]
ことば
島の最大の産業。ツバキの実からしぼる。
出典 [1]八幡神社に800年伝わるという行事。東京都の無形民俗文化財。
出典 [1]To scale
ほかの島と比べる
利島を物差しにすると
面積は国土地理院の公表値。重ねた輪郭は島の中心をそろえています
面積の近い島と、同じ伊豆諸島の島を並べています。すべての島と比べる
To the island
この島へ
運航は天候で変わります。お出かけ前に、必ず公式の情報をご確認ください。
行き方
東京から船で最短2時間25分。大島からヘリコプターでも行けます。
2026年10月9日〜28日は、東海汽船の船3隻(橘丸など)が国の命令で使用停止になり、代わりの船で運航しています。出発地や時刻、大島での乗り換えが変わる便があります(東海汽船のお知らせ 2026年10月5日・15日)
船で
東京・竹芝→利島
船東海汽船(高速ジェット船)最短2時間25分
東京・竹芝→利島
船東海汽船(夜行の大型客船)最短7時間35分
夜に竹芝を出て、朝に着きます
静岡・下田港→利島
船神新汽船(カーフェリー)最短1時間35分
運航日・時刻は神新汽船の案内で
ヘリコプターで
大島空港→利島
ヘリコプター東京愛らんどシャトル(東邦航空)約10分
毎日、大島12:10発の1往復。予約は搭乗1か月前の同じ日から(日曜は受付なし)
- 船も飛行機も、天候で欠航や行き先の変更があります。日程には余裕を持ってください
- 所要時間は運航会社の目安です。便数と時刻は、各社の時刻表で確かめてください
- 利島村によると、船の就航率は年によって60%を下回ることもあります
2026-10-22 に運航会社・町村の公式サイトで確かめた内容です。時刻・運航日は変わるので、下の公式の情報で必ずご確認ください。
Support the island
島を応援する
行けなくても、ふるさと納税で島の町村に寄附できます。
受付の方法は 2026-10-20 に各町村の公式サイトで確かめたものです。変わることがあるので、寄附の前に公式の案内をご確認ください。
Sources
- [1] コトバンク「利島」(日本歴史地名大系・日本大百科全書・世界大百科事典・ブリタニカ国際大百科事典)
- [2] 利島村「島の紹介と移住ガイド」
- [3] 秋山章・萩原正夫 纂輯『伊豆七島志』巻上(1901年。国立国会図書館デジタルコレクション コマ35)
- [4] Wikipedia「三宅記」の「島の一覧」(『下田市史 資料編』2010年 p.479 による)
- [5] 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」付3 島面積(令和8年4月1日時点)
- [6] 国土地理院「日本の山岳標高一覧(1003山)」(2026年3月31日版)
- 模型:地理院タイル(標高タイル、全国最新写真(シームレス))を加工して作成。模型は形を見やすくするため高さを強調しており、地図としての利用を目的とした正確さはありません。